学生の受験・定期テスト対策から、社会人のためのTOEIC対策等幅広く授業を展開しているスタディサプリですが、授業ではテキストを使用することもあります。
スタディサプリはオンラインで授業を受けることのできる、新しいタイプの学習システムですが、テキストの内容はどのようになっているのでしょうか。
今回は、スタディサプリのテキストについて、購入方法や料金・内容などを詳しく解説していきます。
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スタディサプリにテキストは必須?
まず、スタディサプリではテキストは必須なのでしょうか。
この点、スタディサプリは動画で授業を展開していきますが、テキストに基づいた授業を行っていきます。
申し込んだレベルに合わせてレベル別のテキストが用意されており、しっかりと最後まで終わるように授業内容が設計されています。
テキストがないと授業の内容について行けないということになりますので、テキストは必須であるといえます。
講座の内容としては、1回1回の講座の中で、対象となるテキストページの解説を行っていくというスタイルになります。
テキストには、講座ごとに単元があり、それに基づいて授業が行われます。
問題演習もありますので、授業の内容をインプットする→問題演習でアウトプットするという流れが基本ですので、テキストはしっかり用意しましょう。
テキストの購入がスタディサプリの利用のための条件ということはないので、購入は強制ではありませんが、しっかり学習し、知識を定着させたいのであれば、テキストを用意するのは必須といえます。
スタディサプリのテキストを購入する方法
以下では、スタディサプリのテキストを購入する方法について解説していきます。
スタディサプリのテキストの購入方法は、以下の2種類になります。
アプリから購入する方法
まず、スタディサプリのテキストはスマートフォンのアプリから購入することができます。
アプリから購入するには、まずはアプリをダウンロードする必要がありますので、そこからスタートします。
スタディサプリのアプリはiPhoneでもアンドロイドでもダウンロード可能となっています。
アプリのダウンロードが完了したら、実際にテキストを購入していきます。
まずアプリを起動し、「マイ講座」の画面に入ります。
そこで、ご自分が受講している授業で、テキストの必要な講座を選択します。
講座を選択すると、アプリ画面にカートが表示されるようになりますので、ここを押します。
テキストを購入する講座を確認したうえで、購入の手続きを進めていきます。
購入手続きが完了したら、少なくとも1週間以内にテキストが自宅に届きます。
Webから購入する方法
次に、web上でスタディサプリのテキストを購入する方法を解説します。
スタディサプリは、パソコン上でもマイページを管理することができ、ここからもテキストの購入が可能になっています。
まず、マイページにログインします。
ログインが完了したら、画面の真ん中らへんにある、「テキスト・問題集購入」の部分をクリックし、開きます。
画面を開くと、画面の左側に学年が出てきますので、対象の学年を選択すると、講座一覧を見ることができます。
そこから、必要としているテキストを選択して購入します。
テキストや問題集を選択すると、パスワードの入力画面が求められますので、個人登録を行った際のパスワードを入力します。
すると、テキストの送付先及び支払い方法の選択画面が表示されます。
この時の画面では、あなたが最初に登録した氏名・住所などの個人情報が入力されているので、それを確認しましょう。
支払い方法については、クレジットカードもしくはコンビニ決済のいずれかになります。
クレジットカードの場合は、カードの情報を入力します。
確認画面が出て、注文を確定すれば注文完了です。
アプリでの購入と同様に、数日から1週間の間で届きます。
スタディサプリのテキストはどんな内容?
スタディサプリのテキストは、どんな内容になっているのでしょうか。
以下、年代や対策別に解説していきます。
中学生向け
まず、スタディサプリの中学生向けテキストは、学校(教科書)で学ぶ内容に準拠していますので、学校の授業の進行度合いに合わせて使用することができます。
中学生になると新たに英語がスタートしますが、学校の教科書は、単元に関する英文や会話文が掲載されているだけで、あまり例文や問題演習が多くないですが、スタディサプリのテキストは例文がしっかりしており、演習も充実しています。
他の科目についても、まずは単元を講師が解説し、実際に問題を解いてみるという演習の時間がありますので、受け身ではなく能動的に学ぶことができます。
復習もしやすいようになっていますので、テキストを見返すことで学んだ内容を確認することができるようになっています。
学んだ内容をすぐにアウトプットすることで知識の定着につながりますが、スタディサプリのテキストは、こうしたインプット→アウトプットの流れがしっかりしていますので、知識が頭に残りやすい状態を作ることができます。
学校で良い成績を上げて内申点を上げたい学生や、学校の授業についていけないという学生の方でも使用できる内容となっています。
特に学校の勉強について行けない学生の場合、どんどん先に進んでしまって、いつの間にか勉強がさっぱりわからないという状況に陥りがちです。
スタディサプリのテキストと授業をしっかり消化することで、置いておかれた部分も補うことができますので、勉強が苦手という学生にも便利です。
中学生の定期テスト対策
中学生になると、中間・期末テストという定期テストで成績が左右されます。
テスト前になると、対策が必要になってきますが、スタディサプリのテキストでも十分対策可能です。
スタディサプリには、定期テスト対策テキストというものがあります。
ここでは、内容をしっかり回答用紙に反映させることができるように準備することができます。
しっかり内容を理解していたつもりでも、実際に問題用紙に自分で回答を作成するとなると、頭が真っ白になってしまうことがあります。
これは、教科書ばかり見ていて、教科書の問題をいつの間にか暗記してしまっているためであり、教科書と違う問題が出た瞬間に、何が何だかさっぱりわからなくなる学生が多くいます。
スタディサプリの定期テスト対策テキストを使うことで、未知の問題であっても慌てずに解答できるようになりますので、直前期には特に役に立ちます。
高校受験向け
高校受験を一般受験で受ける学生は、しっかり対策を行う必要があります。
公立高校の場合は、共通の問題を解くことになりますが、これはとにかく過去問の対策が必要です。
公立の問題はある程度形式が決まっていますので、いかにその形式に慣れることができるかが大事になります。
スタディサプリには、高校受験対策テキストというものがあり、過去問や類題が中心に掲載されており、対策をしっかりできるようになっています。
受験対策になると、新しい事を学ぶというよりは、今まで学んだ知識をしっかり吐き出す、応用するという作業が大事になってきます。
授業の中で解説はしっかりと行いますので、まずは問題をしっかり解くようにしましょう。
もちろん、私立高校の対策もできます。
それぞれの学校の傾向に合わせた学習が可能になっていますので、私立の問題の形式にも慣れることができ、万全の準備が可能になっています。
高校生向け
中学まで勉強が得意だったのに、高校生になったら急に勉強ができなくなったという学生も多くいます。
特に部活動を本格的に行うようになると、勉強がどうしてもおろそかになってしまいがちです。
スタディサプリの高校生用テキストでは、中学の内容の復習や、新たに始まる単元について詳しく解説してあり、各単元のポイントが掴みやすくなっています。
高校では、理系科目も文系科目も一気に難しくなるようにも思えますが、中学の知識の応用が中心であり、また高校1年で学んだ内容をしっかり理解していれば、2年、3年となった時に応用が可能になります。
逆に言えば、基礎がおろそかになると、それ以降の学習がスムーズにいかないということにもなりますので、早めの対策が必要になります。
スタディサプリのテキストは、しっかり段階を踏んで学べるようになっていますので授業でつまずきにくくなります。
もちろん、レベル別にテキストは構成されていますので、ハイレベルな内容を求めている方は、それに応じた内容の学習が可能になっています。
大学受験向け
大学受験を意識する高校生向けのテキストも充実しています。
大学受験の場合、私立と国公立で傾向が異なり、また特に国公立を目指す学生はセンター試験の対策も必要になります。
スタディサプリは、こうした細かい大学受験の傾向に準拠したテキストを使用することができます。
文系・理系・私立・国公立はもちろん、名門大学を目指す場合には、さらにその大学向けのテキストを使用することができますので、その学校に向けた学習が可能になります。
大学受験の場合も、いかに志望する大学の傾向をつかめるかが大事になります。
大学受験を考えているけれど、何をしたらよいかわからないという人でも安心して利用することが可能です。
スタディサプリのテキストの評判はどう?
スタディサプリのテキストの評判は、どうなのでしょうか。
以下、詳しく見ていきます。
スタディサプリのテキストはいくら?料金が高い?
まず、スタディサプリのテキストの価格はどれくらいなのでしょうか。
スタディサプリテキストは、1冊で1,200円となっています。
そして、スタディサプリの講座は前期と後期の2期にわかれており、それぞれでテキストが必要になります。
ですので、受講講座1つにつき、2,400円のテキスト料金がかかることになります。
1科目2,400ということで、受講科目数が増えればそれだけ値段がかかることになりますが、スタディサプリは受講料金自体が非常に安くなっていますので、トータルの金額でいうと、予備校に通うよりもはるかに安く済ませることができます。
また、市販のテキストや問題集の場合、スタディサプリのテキストよりも高額になるものもありますので、スタディサプリのテキストは決して高額ということはありません。
内容に関しても充実したものになっていますので、クオリティに関しては全く問題ありません。
印刷できる?
スタディサプリのテキストは、ダウンロードの上、印刷して利用することも可能です。
スタディサプリのテキストの印刷方法は、以下のようになります。
まず、講座の受講画面を開きます。
受講画面の右下あたりに、「テキスト・問題集の購入」及び、「テキストダウンロード」というボタンがありますので、印刷したい場合には、ここでダウンロードの上、印刷を行う形になります。
ただし、印刷を行う場合には、数百ページを超える枚数を印刷することになりますので、紙の数が莫大になってしまいます。
それでも特に問題ないという方であれば印刷しても問題ないですが、復習しやすさを求める場合には、テキストを購入することをおすすめします。
スマホからでも印刷可能?
スタディサプリのテキストは、スマホからでも印刷することができるのでしょうか。
この点、スマホからでも印刷を行う事は可能となっています。
スマホから印刷する場合も、まずは印刷したい講座を開きます。
そして、画面の右上を押すことで、「テキストをダウンロード」という文字が表示されますので、印刷したい場合にはここを押します。
スマホがプリンタに接続されていれば、このまま印刷することが可能になっています。
まとめ
以上、スタディサプリのテキストについて解説してきました。
スタディサプリは新しい形の勉強スタイルを確立できるものであり、場所を選ばずに学習することが可能です。
講座を受ける場合にはテキストがないと効率的に学習することができませんので、まずはしっかり対象講座のテキストを用意しましょう。
内容の充実したテキストと、中身の濃い講座内容を組み合わせれば、勉強の効率を格段にアップさせることができます。
予備校に通う時間が無い、自由なタイミングで学習したいという方には、スタディサプリは非常におすすめです。